
① 2022年発売、山犬500㍉ファーストアルバム『冒犬』の収録曲をRELEASEページでHP開設記念-期間限定配信。LYRICS「とおぼえ」に追加された歌詞もあわせて読むと、山犬500㍉のことがもっとわかるはず。
② 当サイトに新しいページが仲間入り。『1号室』は、1号の撮りためた写真を中心にメンバーの活動や曲の背景その他を紹介していくページ。みなさんが撮った写真の掲載希望も受け付けます。
③ 現在制作中の新ミュージックビデオ『ジャスミンティ』の先行カットを1号室にて公開中。ドリフと肩を並べる人気のK探偵やHARUに、あなたもzokkon❤かも。
『新宿Monkey』M.V. 2024.5.5 RELEASE
HISTORY
1979年春か夏か秋頃、ピカピカの中学一年生となり野球部に入った1号が、今日も朝の日課である校庭一周マラソンを終えた。午前6時のグランドは、がらんとしていた。裏門から続く帰りの坂道を登りかけたそのとき、テニスコートを横切って一目散に自分目掛けて駆け寄る白い影を見た。
その首輪のない山犬の全長は500ミリに達する大きさだった。1号は走った。女子のパンツ見たさにテニス部に入部した同級生の3号はまだ高いびきをかいている時間だった。カールルイスの速度でコーナーを曲がり、坂の頂上まで駆け上がって後ろを振り返った。白い影は消えていた。助かった。かぶられんかった。はあはあ肩で息をした。「生きとるわ。ワシ、まだ生きとる」
なぜか1号の頭から離れないその記憶から派生する音楽物語が、いま静かに奏でられる。
一楽曲のテーマは愛と平和と、ラブソング。

[2018年] 伝説のバンド『Go→Low』メンバーの1号と2号により『山犬500㍉』結成。
[2019年] 1号の誘いで、3号が『Go→Low』専属カメラマンから転身し加入。担当はジャンベ、ボンゴ、コンガ。
[2020年] 4号が、ドラム、マラカス、タンバリン、コーラス及び、撮影担当として加わる。
[2022年] 動画制作所『野良犬の晩餐PROJECT』発足。 広島ツアー時、SAX奏者MAMOLAと競演。
[2023年] 第二回広島公演開催。 1号と4号のユニット『キューカンバー&オーバージーン』活動開始。
[2024年] 『新宿Monkey』MV配信。公開6か月で1000回再生突破。
HOT-DOGS
- 1号 # HIDEO KUNISHIGE
(Vocal,Guitar,Piano, BluesHarp) 午年 広島市出身
作詞作曲担当。1991年、新宿駅東口で弾き語りを始める。以後、数々のバンド活動を経て2018年、山犬500㍉結成。70年代ロックを愛し、そのメロディーには幼い頃聴いた昭和歌謡の影響が色濃く現れている。趣味は、お絵かき。マッキー、クレヨン、色鉛筆、水彩、スプレーで思いを画用紙に描きつける。また、樽募金の時代から見守り続ける広島カープの大ファンでもある。 - 2号 # SHINYA KUMEI
(Bass) 辰年 横浜市出身
バイクを愛し、筋トレスクワット100キロを上げる細マッチョ。使用楽器は2000年に購入したリッケンバッカー4003。音楽知識が豊富で、影響を受けたミュージシャンはマーカスミラー、レッチリのフリー、ミスタービッグのビリーシーン。結成当初から参加する古犬であり、1号とは20年来の付き合いになる。周囲から信頼の厚い変幻自在のベーシスト。 - 3号 # NOBUYUKI SUEISHI
(Percussion) 午年 広島市出身
任天堂スイッチ、PlayStation5&VR2、ゲーミングPC、AV機器に囲まれ、日々バーチャルとリアルを行き来する時空の旅犬。クラシック音楽を愛し、ハイファイオーディオにもこだわりを持つ。学生時代から新製品に目がなく、巨大なCDウォークマンを購入した日には友人達から呆れられている。小学生の頃はドッジボール王、中学に入るとテニスボール野球のホームラン王になった。 - 4号 # SHOUICHI KURODA
(Drums,Percussion,chorus)
辰年 横浜市出身
『孤独のグルメ』に憧れ、美食と美味しいお酒を求めて日本全県を歩き回る血糖値キング。『ウマ娘』だけでなく実在の競走馬の馬主であり、競馬以外にも競輪、麻雀、川崎を愛する昭和の勝負師。山犬500㍉でドラマー初挑戦。個人練習を欠かさない努力家でもある。MV『新宿Monkey』監督。バンドのよきムードメーカー。
TOY-BOX

Gibson
Les Paul jr.
(1号)
#StillLIfeそして#Go-Low時代からLIVEでは定番。ドッグイヤーを搭載した1号のスモールルシール。このギターからいくつ新曲が生まれただろう。キース・リチャーズもTVイエローを2024北米TOURのステージで使用している。『悪魔を憐れむ歌』『Satisfaction』ロックンローーーール。

Gibson Invader
(1号)
1980年代初頭に現れた侵略者。DUNCANのオープンハムバッカーにKahlerのトレモロ。渋谷のヴィンテージショップでシルバーバーストのボディに一目惚れしたとのこと。ニックネームは『くもぞう』。外見に似合わず、もちろん音はやんちゃ坊主。トーンは絞るが肝心。ステージ映えがピカイチの、エレガントエレファント。

YAMAHA
FG-400S
(1号)
1号が東京へ向かう年、田舎の浜省好きの友人から譲り受けた1980年発売のFG。新宿東口アルタ前での路上ライブでは、自作の歌を唄うと通行人からギターケースに温かいドネーションが集まった。以来、いつでもどこでも何度でも。大きめのボディは鳴りが良く、丈夫で長持ち。頼りになる相棒。

Rickenbacker
4003(2号)
泣く子も黙るリッケンのベース。マッシュルームのビートルマニアではなく、レッチリフリークの2号が持つことに意義がある。コンプレッサーを通した硬質かつ味わい深い音は、パーカッションの友だと皆さんは知っているだろうか。1号は木の音がすると、しきりに言う。オールメイプルはやはり正しいのだ。

ジャンベ
djembe
(3号)
山犬500㍉参加にあたり、女優兼SAX奏者のHARUからプレゼントされたジャンベ。足元の装飾が特徴的な、3号お気に入りのアフリカンビューティー。どんなに手が手袋の大きさになっても、やがてはグローブになっても、HARUの笑顔を見るため終わりなきアフロビートを叩き続ける。

Pearl stick
110HBC
(4号)
クールな見た目の黒いドラムスティック。素材はヒッコリー。以前は細めのものを使っていたが、現在は太めで短く、強い音の出るものを好んで使用している。アルバム『冒犬』中の『茜空』では、エンディングの咆哮を思わせるリフをドラマティックに演出する。

マラカスLP285
(4号)
LPのRawhide Maracas。革張りで軽く、乾いた高めの音質。中身は乾燥豆か種子かBB弾か?握りも良く演奏しやすいこのマラカスが『権現坂』では音に広がりを与え、『茜空』のイントロでは切なさや陰を見事に表現している。背景は4号愛用の競馬応援グッズ、阪神レースのタオル。

タンバリン
HMT2003
(4号)
1号は『ジャスミンティ』はジャンベとタンバリンの曲と言う。歌詞制作の段階から、サビは頭の中でタンバリンが鳴り響いていたらしい。参加当初は円型のものを使っていたが、あまりにも持ち手が痛くなるため三日月型に変更している。タンバリンの本家はアン・ルイスか山犬か。